聖ヒエロニモ司祭教会博士(340?-420)ダルマチア(現クロアチア、スロベニア近辺)生まれ。
裕福な家庭に生まれ、ローマでの勉学中に受洗した。その後禁欲生活に入り、東方で司祭に叙階された。ダマソ教皇の秘書を務める。
言語の才に恵まれ、聖書をヘブライ語からラテン語に訳した(ヴルガタ訳)。また多くの注解書・書簡を著した。
ダマソ教皇の死後は反対者からローマを追われるが、ベツレヘムで男子・女子の修道院を創立。その修道院で生涯を閉じた。
大学、神学科の保護の聖人。
「いつくしみ深い父よ、あなたは聖ヒエロニモに、聖書を学び、深く味わう恵みをお与えになりました。」(集会祈願より)
読む人、聞く人それぞれに、その時に必要な気付きや諭しを与えて下さるみ言葉の豊かさを、より深く味わえますように。