パパ様・教皇ベネディクト16世によるツイート(ツイッターへの投稿)も、残り1回でしょうか? 2月27日が最後とのことですが、退位される2月28日も何かひと言あれば嬉しいのに、と思っています。
おそらく新教皇様が続けて下さるのではないかとは思いますが、それでもしばらくの間淋しくなります。
パパ様は、2013年2月24日、教皇として捧げられる最後の日曜正午のお告げの祈り(アンジェラスの祈り)を行われました。この日は10万人を超える信者が詰めかけ、熱い拍手で何度もお説教が中断されるほどでした。
- ● "「お告げの祈り」のことば" の要約
- イエスの変容は、弟子たちを連れて山の上で祈っている時に起きた。この出来事のすぐ前にご自分の死と復活を予告しているイエスは、変容を通して弟子たちにその栄光の先取りを見せることになった。
主の変容の観想から学ぶべきことは、「祈りの大切さ」。祈りなしには、使徒職もいつくしみの業も、単なる活動主義となってしまう。
今日の福音のみ言葉を特に今の自分に向けられたものと感じた。「主は私に山に登り、そこでさらに祈りと観想に身を捧げるように招かれています。しかし、それは教会を見棄てることではありません。
むしろ、神はこれまで私が努めてきたのと同様の教会への奉仕と愛をもって、私の年齢と体力によりふさわしい方法で、教会のために尽くし続けるよう願われているのです」「祈りの中で私たちはいつも近くにいます。すべての皆さん、ありがとう」
(参照: 「神との出会いの山に登り続ける」ベネディクト16世、最後のアンジェラスの集い [バチカン放送局(日)])
- ● "「お告げの祈り」のことば" の動画
(お説教の最後の部分)「[教皇職を退くことは]教会を見捨てるのではありません。むしろ、主はより私にふさわしい方法で教会に尽くすよう願われているのです。」 - ● ツイート
In these momentous days, I ask you to pray for me and for the Church, trusting as always in divine Providence.
— Benedict XVIさん (@Pontifex) 2013年2月24日
―― 以下は、ツイートの訳です(訳・いつくしみセンター)「この重要な日々にあって、私のため、教会のために、神のみ摂理にいつも通り信頼して祈って下さい。」
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