ノリ・メ・タンゲレ[我に触れるな](ルーベンス[工房]画)
マグダラの聖マリア(生没年不詳)
自由奔放な生活から回心し、徹底して信仰の道を歩んだ。
復活されたイエスと最初に出会い、他の弟子たちにその復活を告げた。その後は、使徒たちの宣教活動を助けて働いた。
晩年は聖母マリアや使徒ヨハネと共にエフェソに暮らしてそこで没したとも、南フランスに流され、隠遁生活のうちに生涯を送ったともいわれる。
「マグダラのマリアは弟子たちのところへ行って、『私は主を見ました』と告げ、また、主から言われたことを伝えた。」(ヨハネ20・18)主に再会した自分の感激や思いではなく、まず主の言葉をきちんと聞き、伝えたマグダラのマリアに倣えますように。