2011年2月10日の東京チェナクルム


2011年2月10日の東京チェナクルムム
昨年8月から司祭のマリア運動・東京チェナクルムの模様をUstreamでネット生中継してきましたが、今回は機材のトラブルのため、中継できずとても残念でした。
そこでご参考までに、ミサ説教とチェナクルムの概要を、かいつまんで以下に掲載致します。


【ミサ朗読個所】

  • 第1朗読 創世記(2・18-25)
  • 福音朗読 マルコ(7・24-30)

【ミサ説教概要】
福音はまずユダヤ人に告げられたが、異邦人も求めればその恵みを受けられる。
かえって異邦人の方が、変なプライドがないので、素直に恵みを受けられる。
まず恵みそのものであるイエスが天から来られた。
だが、なかなか受け入れられない。
そこで聖マリアの働きが必要となる。その働きがなければ、素晴らしい恵みを十分に受けられないかもしれない。
マリア様の御心とイエス様の聖心は表裏一体。
聖ヨハネ・ユードは、その一体性をよく説かれた。
マリア様は協力者を求める。
人は互いに助け合う必要がある。その助け合う愛を持つ人こそ清くされる。「心の清い人は幸い」
どうしたら心が清くなるのか?
『聖母から司祭へ』の中で「愛する人は心が清くなる。愛さない人は清くならない」とある。
愛を通して、神様の望まれる聖性をいただき、聖霊を受ける。
【チェナクルム朗読個所】

  • メッセージ533(1994年12月8日)

【チェナクルム概要】
教皇ヨハネ・パウロ2世の使徒的書簡 『サルヴィフィチ・ドローリス ― 苦しみのキリスト教的意味』 には、「十字架の神学」が表されている。
特に4~6章において十字架上から主はご自分の十字架に参加するよう皆を招いておられる、と説かれる。
これは、ミサにおいて実現される。
十字架上のイエスが、秘跡的に祭壇で、ゴルゴタの出来事を再現される。その時、十字架に参加するよう招いておられる。私たちはイエスと共にすべての罪の贖いの業、救霊の業に参加し、協力することができる。
それがこのメッセージにある「第2の福音宣教」である。
「第2の福音宣教」、それは秘跡によって人びとに命を与えるもの。秘跡の力で、多くの人にキリストの命を与えるもの。
イエスの聖体の力は無限。だから、すべての人の罪を赦し、癒すことができる。
この秘跡に基づいた福音宣教こそ、第2の福音宣教である。
そのために、マリア様は、貧しい・小さな・素直な・他人の償いも寛大にできる人を、道具として使って下さる。
主イエスの再臨の時、大きな艱難がある。
マリア様は、それをできるだけ小さく、無効にできるよう、働き続けておられる。
そして、その働きに、私たちも参加して欲しいと望んでおられる。
どのようにして参加するのか?
すべての人の救いを目指し(意向として胸に望みを抱き)、
自分のすべてを捧げる(いけにえとなる)。
聖体と一致して……
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2 件のコメント on “2011年2月10日の東京チェナクルム

  1. ガビィ

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    読みました、ありがとう。
    聖ヨハネ・ユードさんって初めて聞いた名前。

さっちゃん@いつくしみセンター へ返信する コメントをキャンセル

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